与党内に動揺広がる

民進党の希望の党への事実上の合流。政府・与党の反応について、官邸キャップ鹿嶋豪心記者の解説です。
安倍首相は、「寄せ集めの政党から生まれるのは、『希望』ではなく、『混乱』だ」と痛烈に批判しているが、与党内には動揺も広がっている。
安倍首相の周辺は、選挙戦での奇策はなく、アベノミクスなどこれまでの政策の実績を訴えるしかないと語っているが、民進党の前原代表の捨て身ともいえる新党への合流決定に、「明らかに雰囲気が変わってきた」と述べる自民党関係者もいる。
与党内には、民進党の看板が変わっただけだとの冷めた見方もあるが、別の自民党関係者は、「民進党が新党に合流すれば、首都圏だけでなく全国規模での対決となる。侮れない」と警戒感を強めている。

■進次郎氏 万歳理由分からない
小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長(発言録)
小池百合子さんに衆院選に出てもらった方が有権者にわかりやすい。都知事と衆院議員の靴を履き分けると言っているが、一つの靴を履いて出てきてください。私がわからないのは、相手はどこか。いま唯一わかっているのは、相手が民進党ではなくなったということ。じゃあその先にあるのは何なのか。小池さんが出て、がっぷり四つに組んで、どっちが夢と希望を皆さんに感じてもらえるのか。それを問う環境を整えるためには、小池さんが出るという決意を固めてもらうことだろう。
(小泉純一郎・元首相が小池さんを応援しているから親子でねじれているのではないか、と問われて)でも昨日、私に投票すると言っていた。(小池氏が小泉元総理と同じ脱原発を訴えていることについて)私だって原発ゼロにするべきだと思っていますから。自民党でも河野太郎外相を見てください。原発ゼロを求めているけれど、外務大臣ですよ。自民党にもいろいろな考えがあるんです。
(なぜ本会議場で解散のときに万歳をしなかったと問われて)なんで万歳するんですか。わかりませんよね。だからしないんです。慣習だからとか、今までやってきたからとか、合理的理由なくやり続けるのは僕は好きじゃない。そういったものを全部なくせばいいと思う。(衆院解散直後に、国会で記者団に)