「希望の党」から決して「希望」は生まれない

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「希望」という言葉が好きだ。

だからこのブログの説明に「子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじのブログ」と書いている。

「希望」は安倍総理も好んで使う。

例えば米国議会での歴史的な演説では日米同盟を「希望の同盟」と言った。
また、内閣府ホームページの『一億総活躍社会の実現』には次のような記述もある。


 我が国の構造的な問題である少子高齢化に真正面から挑み希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」の実現を目的とする「一億総活躍社会」の実現に向けて、政府を挙げて取り組んでいきます。
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/ichiokusoukatsuyaku/index.html


さらに、今年の年頭所感では芦田元首相の「希望の光」という言葉を引用して次のように述べている。


 本年は、日本国憲法施行70年の節目の年にあたります。

 「歴史未曽有の敗戦により、帝都の大半が焼け野原と化して、数万の寡婦と孤児の涙が乾く暇なき今日、如何にして『希望の光』を彼らに与えることができるか・・・」

 現行憲法制定にあたり、芦田均元総理はこう訴えました。そして、先人たちは、廃墟と窮乏の中から、敢然と立ち上がり、世界第三位の経済大国、世界に誇る自由で民主的な国を、未来を生きる私たちのため、創り上げてくれました。

 今を生きる私たちもまた、直面する諸課題に真正面から立ち向かい、未来に不安を感じている、私たちの子や孫、未来を生きる世代に「希望の光」を与えなければならない。未来への責任を果たさなければなりません。


(平成29年1月1日 安倍内閣総理大臣 平成29年 年頭所感)より
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0101nentou.html


このように安倍総理は頻繁に「希望」を口にするが、同時に内外の厳しい現状のなかで確実に結果を残してきている。未来の希望を語るだけではなく、匍匐前進で成果を積み重ねてきた実績があるのだ。

これまでろくな成果を残しておらず、現在進行形で都政を混乱させている小池氏の言う「希望」とはわけが違うのである。

小池氏は「希望の党」を今年2月に商標登録したそうだが、「希望の同盟」も「希望を生み出す強い経済」もそれより前から使われている。アベノミクスを評価していた小池氏はそれを知っているはずなのだ。
しかも彼女はこれまでアベノミクスを評価してきている。


そして、彼女が会見で掲げた政策にも「希望」の文字があふれている。





この「希望」の大安売りには安倍総理も内心苦笑いしていることだろう。もっとも、この言葉の使用には何の制約もなく、「希望の経済」がパクリだとは言えない。しかし、この「希望の社会」「希望の経済」の中身は概ね『一億総活躍社会の実現』と重なる。

例えば、昨日発表されたこの党の綱領(驚くほど短い)には次のような記述がある。


 国民が多様な人生を送ることのできる社会を実現する。若者が希望を持ち、高齢者の健康長寿を促進し、女性も男性も活躍できる社会づくりに注力する。

(全文はこちら→https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS27H0S_X20C17A9000000/


これは冒頭の安倍総理年頭所感の次の部分と重なる。


 女性も男性も、お年寄りも若者も、障害や難病のある方も、一度失敗を経験した人も、誰もが、その能力を発揮できる一億総活躍社会を創り上げ、日本経済の新たな成長軌道を描く

(中略)

 そして、子どもたちこそ、我が国の未来そのもの子どもたちの誰もが、家庭の事情に関わらず、未来に希望を持ち、それぞれの夢に向かって頑張ることができる。そういう日本を創り上げてまいります。

http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0101nentou.html


これと比べると、希望の党の綱領は大急ぎで作ったからか最初からその気がないのか知らないが、「障害や難病のある方」「一度失敗を経験した人」、そして「子どもたち」がすっぽり抜けている。安倍政権の看板政策の劣化コピーになっているのである。

いくら希望を掲げてもそれを実現するための政策が劣化コピーではどうしようもない。
そして、それよりもっとどうしようもないのがこの党の実行力である。
実質的に第二民進党(民主党)のこの党に実行力などあるはずがないのだ。

まだメンバーは確定していないが、顔ぶれが若狭氏など一部を除いて元民進党が大半を占めることは間違いない。つまり、民主党(がさらに劣化した民進党)の党首が元祖ルーピーから女ルーピーに代わるだけなのである。

掲げている政策から見て、もし政権交代となれば小池氏は外交も経済も安倍政権を踏襲をすることになる。しかし、そのときの総理は都政をめちゃくちゃにした小池氏であり、それを支えるのは菅官房長官や河野外務相ではなく、日本をダメにした例の顔ぶれなのだ。

安倍総理は解散国会後の自民党選対本部の会議で次のように述べた。


安倍首相「看板を変えた政党から希望生まれない」と批判
NHK 9月28日 16時07分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170928/k10011160271000.html


安倍総理の「希望」をパクり、アベノミクスをパクることはできても、それを実行し結果を出す能力は絶対にパクれない。看板に希望を付けても、政策に希望のラベルを貼っても、彼らには我が国の未来、子や孫の世代の「希望」を生み出すことは絶対にできないのである。

(以上)

 

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