電通で働いた時代2

「鬼十則」に現代のビジネスに合わぬ、どうか?という質問をした。
石井社長は「必要である」と明言したし、録音録画されているから
逃げようもないし、奴も逃げる気はないだろうが。
一事が万事。

入社した時の直属の上司がまだ生きている。
彼はまあまともなほうだったが、所詮力がなかったのと、「俺はたばこは
吸ってない」と今になって嘘をついた。新入社員と部長の出勤は早い。
誰よりもたばこ嫌いな僕が勘違いすることはない。奴との会いたくない。

でも愛すべき人間は沢山いた。仕事を教えてもらったのはケイスケ先輩だけだ。あとは自分流に頭を使った。
クライアントの悩み、担当者に聞いてもダメだ。クラークはエグゼクティブになりたいので、自分の案を押し付ける、しかしそういう人間が上に行ったとは
聞かない。上から直接、何が困っているかを聞くしかない。
だから電通さんは何十案も無駄に出してくるんだね・・

対応を考えているときは24時間だ。何を見てもこれは役に立たないかそれだけを、だから残業なんかないのだ。家に帰り風呂に入ればよい。
家庭に存在の余地のない先輩が空気の悪いオフィスで週刊誌を
読んでいたのを思い出す。