イラン新型ミサイル発射実験成功

 23日イランは、新たな中距離ミサイルの発射実験に成功したと発表した。
 イランの核開発を巡る合意の破棄をちらつかせた米政府の警告を無視した形である。
 イランの国営テレビは、22日に行われた軍事パレードで初めて披露された「ハッラムシャフル」ミサイルが発射される様子と、ミサイルの先端部分に取り付けられたカメラが捉えたとみられる飛行中の映像を放映した。実験日は伝えられなかったが、当局は22日にまもなく発射実験は実施されると述べていた。
 イランが前回ミサイル実験を行った際には、2015年の6か国合意に違反したとの非難を招き、米国は制裁措置を発動した。
 ドナルド・トランプ米大統領は、核合意の中で核開発を制限する条項が2025年に期限を迎えれば、イランは核弾頭の運搬システムの技術的ノウハウを獲得できるとして、核合意の破棄をちらつかせている。
 運搬システムの技術的ノウハウとは、具体的には北朝鮮である。現在の北朝鮮の核・ミサイル問題について、北朝鮮の核・ミサイルを認めるということは、将来の核・ミサイル技術の拡散を認めるということに他ならない。そうしないと北朝鮮は、これまで開発に投資してきた資本を回収できなくなる。世界に売れる核・ミサイル技術がある以上売るはずである。北朝鮮の成功を見て、多くの新興国が秘密裏に核・ミサイル技術を安価に買うはずである、こうして世界に核・ミサイルが拡散することになる。
 貧者の最終兵器は毒ガスではなく、実は核・ミサイルであった。それを阻止しようとしているのが、トランプ大統領で、イランの邪魔によって東奔西走させられ、苦労している。イランと北朝鮮は黙って呼応している。

注:「イラン、新型中距離ミサイルの発射実験に『成功』」http://www.afpbb.com/articles/-/3144021
  「米、イラン新たな制裁」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/65974706.html
  「米、イラン追加制裁」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/65966802.html
  「米、イラン核合意履行確認も他の追加制裁検討」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/65965791.html