イラク、モスル・モスク制圧発表

 29日イラク北部で過激派組織「イスラム国」(IS)が統治してきたイラク第2の都市モスルの奪還を目指すイラク軍などは、攻略戦で重視していた旧市街の「ヌーリ・モスク」(イスラム教礼拝所)を制圧したと発表した。
 これを受け、アバディ首相は、「我々は偽りのISの最期を目の当たりにしている」と宣言した。モスル全域の完全奪還に向け引き続き全力を挙げる姿勢を強調した。
 IS支配の象徴だったモスクの制圧は決定的な戦果となる。
 ISはモスル西部旧市街を「最後の砦」として徹底抗戦を続けており、イラク軍は、米軍主導の有志連合の支援を受け、進攻作戦を続けている。
 29日はISが「国家樹立」を宣言してから3年の節目に当たる。ヌーリ・モスクは、IS最高指導者バグダディ容疑者がイスラム教徒に服従を呼び掛ける説教を行った場所だが、ISが21日自ら爆破していた。
 ISが支配する地域は、約2平方kmにまで縮小した。
 IS戦闘員は、約300人程度である。
 ISが、数万人の民間人を「人間の盾」にしているため、イラク軍などは慎重な進撃を余儀なくされている。ISは、必死の最期の悪足掻きをしている。

注:「『IS最期』とイラク首相宣言=象徴のモスク制圧-モスル奪還へ決定的戦果」http://www.afpbb.com/articles/-/3133914
  「イラク軍、モスル90%奪還」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/65906095.html