カナダ、狙撃新記録で任務に疑念?

 イラクでカナダ軍特殊部隊の狙撃兵が、3540m離れた距離からイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員の狙撃に成功したとの報道を受け、クルド人民兵組織への「助言と援助」のもを行うとしていたカナダ軍のイラクにおける任務に疑問の目が向けられた。
 27日カナダのジャスティン・トルドー首相は、記者会見で、「有志連合における我々の同盟者を守ることは必要不可欠な任務の一つだと断言できる」と述べ、有志連合の兵士を守るために戦うこともカナダ軍の任務であるとする認識を示した。
 また、「これは加奈陀国民として、及びイラク北部に展開する有志連合の一員としての責任に完全に沿ったものであり、今後もそれは変わらない」と主張した。
 トルドー首相は、ISに対するイラクでの空爆を止めると公約して政権の座に就き、直接的な軍事介入より、イラク軍の支援に回る姿勢を示している。
 その意味では狙撃兵の支援は、未だ直接的な軍事介入ではないということである。
 トルドー首相が、狙撃兵を擁護したことは政治的・軍事的に正しい。

注:「カナダ軍の任務に疑問の目、3500メートルの狙撃成句で首相は擁護」http://www.afpbb.com/articles/-/3133717
  「狙撃最長距離新記録」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/65942094.html