フェイクニュースと正論講演

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反安倍勢力の攻撃がますますなりふり構わなくなっている。どれも印象操作ばかりで政権に決定的な影響を与えるようなものではないが、目の前でどんどん事実が捻じ曲げられていくのを見ていると腹が立つし、日本全体の劣化が進んでいるようで気が重い。

しかも、フェイクニュースの中には安倍総理は肺がん末期で余命3年というのまである。毎日新聞元記者が総理の友人の名前や麻生副総理など個人名を出して書いていて、一瞬ギョッとなるが、いくつかのエントリを読んでみると、願望や妄想ばかり書いていることが分かる。

例えば、以下の記事などはその長いタイトルを見るだけで日刊ゲンダイも尻尾を巻いて逃げそうなトンデモ記事だと分かるだろう。
「財政欠陥2000兆円の責任」ってなんだ(笑)


安倍晋三首相は、財政欠陥2000兆円の責任を問われ、「余命3カ月」を理由に、「7月末までに内閣総辞職する」と決断
http://blog.kuruten.jp/itagakieiken/385094


コピペ不可なので全文はリンクからお読みいただくとして、概要はこんな感じだ。

・「中曽根元首相をはじめ政界の重鎮が、安倍、麻生、菅氏を呼んで「財政欠陥2000兆円の補てん策を問いただした」

・中曽根氏が直接指揮をとって「小沢一郎政権」を樹立させる。

・天皇陛下と小沢一郎代表に託されている「MSA」資金を投入して、財政健全化を図る。

・自民党は分裂させる



このブログの定期購読料金は月額1000円だというが、どれをとっても「あなた、頭大丈夫?」と聞きたくなる内容ばかりだ。いくらでたらめを書いても官邸が文句をつけてくる心配がないから、書きたい放題である。

万一クレームが付いたら注目が集まってラッキーくらいに思っているのではないか。
本人が妄想と事実の区別がつかなくなっている可能性もあるが、病的と言っていいくらい安倍政権を憎む連中がいることも間違いなく、このような妄想記事はうっぷん晴らしにちょうどいいのだろう。

そういう需要に応えてお金を稼ごうとする自称評論家、ジャーナリストが結構いるのである。こちらもマスゴミの現状にはいい加減うんざりしているのだが、一方にはこのような記事でうっぷんを晴らすアンチ安倍の連中もいるのである。

さて、上記の記事のとおりなら余命3カ月のはずの安倍総理はこの週末も休みを返上してあちこち飛び回っていることになる。23日には沖縄の戦没者追悼式に出席し、観光客と笑顔で握手やハイタッチをしているが、さぞつらかったことだろう(笑)

この日はそのまま神戸まで戻り、神戸製鋼会長や神戸市長と会食している。そして、翌24日は理化学研究所を視察した後、神戸「正論」懇話会会員との昼食会にも臨んでいる。多臓器不全なのに大勢の人と一緒に会食しているのである。

その後2時間以上にわたって講演をしたのだが、本題に入る前に安倍総理は次のように語っている。


 梅雨が続いておりました。なかなか私も政治的な困難に、さまざまな困難に直面して参りました。その中で空を見上げたら、昨日は青空だったんですね。こんな一句が思い浮かびました。

 「逆風に 神戸の空は 五月晴れ」

 何となく気持ちが、華やかな気持ちになってここに立っているわけであります。

http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240049-n1.html


余命3カ月の人がそれを隠してこんなことを言うとは涙がでる。ものすごい精神力である。おそらく昼食もいつものように旺盛な食欲を見せたのだろうが、苦しさをこらえてよくこんな話ができるものだ(笑)

冗談はそれくらいにするとして、この講演の全文を産経新聞がネットに掲載してくれている。
これを読むとフェイクニュースばかりでウンザリしている気持ちが晴れていくようだ。お天気は良くないが、読後感は五月晴れである。


【安倍晋三首相 神戸正論講演詳報】
(1)こんな一句が…「逆風に 神戸の空は 五月晴れ」

http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240049-n1.html

(2)「『やってみなはれ』精神こそ政府にも求められる」
http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240052-n1.html

(3)「私の成長戦略のど真ん中は規制改革。岩盤規制に風穴を開ける」
http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240053-n1.html

(4)「国会でどんな罵声を浴びようとも、へこたれたらいけない」
http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240054-n1.html

(5)「売り言葉に買い言葉ではなく、常に冷静に丁寧に」
http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240055-n1.html

(6)「働き方改革は企業の人材戦略、成長戦略の中核」
http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240056-n1.html

(7)「教育の重要性を確認すべきとき。国の未来を語るものは憲法だ」
http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240057-n1.html

(8)「国民に憲法改正の決定権を行使させない国会議員は責任放棄のそしりを免れない」
http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240058-n1.html


長いから少し時間がかかるが、家計学園の件での対応の反省と反論、憲法改正への決意などと共に、安倍総理のブレない一貫した考え方を改めて確認できる。しかも、話の間に挟むエピソードやユーモアが楽しい。

安倍総理が9条改正の具体的な案まで示して議論を促したことを野党などが批判しているが、今回も総裁としてと断りながらも、さらに踏み込んで憲法改正に言及した。これは、この件で野党やマスゴミに攻勢をかけるとの意思表明だろう。

攻撃は最大の防御なのだ。

また、今回の講演では安倍ウオッチャーの私でも初めて知るエピソードも披露されている。


 その(経済成長)カギは生産性の向上であります。私は神戸製鋼のサラリーマンとして先ほど申し上げましたように社会人人生をスタートさせました。加古川製鉄所の、ドロドロに溶けた銑鉄(せんてつ)がすぐ横を流れるような、モノづくりの現場で実際に働いたわけです。ま、ドロドロに溶けた銑鉄の横で働いたことはほんの数日でありますが。
(カッコ内はブログ主が追記)
http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240055-n3.html

30年以上が経ち、もう時効でありますから水越さんの前で思い切って話をしますが、一度、製造するラインパイプの幅の長さをですね、間違って入力してしまったことがあるんです。それもかなり大量にできあがってしまいました。さすがに私も一瞬クビを覚悟したんですが、やはり仲間というのはありがたいですね。直ちにですね、これが誤差の範囲内か、可能か、ただちに調べていただき、その目的、用途、加工するのかどうかをただちに調べていただき、これはぎりぎり許容範囲、誤差の範囲内ということになりまして、無事に出荷することができ、無事クビにならずに済んだわけであります。直ちにちょっとした問題があればみんな集まってサッと対応する。これがですね、現場力の強さだと身をもって感じた次第であります。そのとき助けていただいた皆さんにはいつも年賀状を出させて頂いているわけでありますが。
http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240055-n4.html


安倍総理が父、晋太郎氏の秘書になる前、神戸製鋼のサラリーマンであったことはよく知られている。ご自身は加古川製鉄所での経験を「私の社会人としての原点」と述べているが、具体にどんな仕事をしていたのかが垣間見えて興味深い。

「ドロドロに溶けた銑鉄の横で働いたことはほんの数日」と注釈をつけるのが安倍総理らしいが、この事業の現場中の現場で働いた数日の印象は強烈なのだ。どんな仕事でも大きな責任が伴うことを失敗から学んだことも大きな財産となっているのだろう。

第一次政権時の挫折、消費増税の失敗、文科省メモへの対応など、きちんと反省して次に生かすのがこの政権の強みの一つなのだ。それに、現場を知らずに生産性の向上などできないし、現場が積み重ねてきた経験やノウハウがなければ有効な投資はできないのである。

安倍総理の言う「生産性の向上」には、そういうことを知ったうえでの具体的なイメージが伴っているのだ。築地の場内と場外の区別も怪しいどこかの知事とは対照的である。上念司さんの言う、日本を滅ぼす「高学歴社員」という病に罹らなかった理由の一端がここにもある。

そして、講演の最後は内山田ひろしとクールファイブの大ヒット曲「そして、神戸」を意識した次のような話で締めくくられる。


 そして、神戸。昨日は素晴らしい神戸の夜景を堪能しました。
成長戦略、規制改革、地方創生、働き方改革、人づくり。外交、安全保障、憲法改正。課題は山積しています。そして1つが終わり、そして1つが生まれる

(中略)

 まだまだ困難な道のりは続きます。国会でも、たくさんの、おそらく批判を受けることでしょう。しかし、「神戸、泣いてどうなるのか」という歌詞がありました。栗山のこの教えを胸に、さらなる高みを目指して、今後も精進を取り組んでいく。そのことを最後にお誓い申し上げまして、私のお話の締めくくりとさせていただきたいと思います。ご静聴まことにありがとうございました。 (完)

http://www.sankei.com/west/news/170624/wst1706240058-n3.html


柴野栗山を知る人は地元でもあまりいないと思うが、少し硬い話をご当地歌謡曲の歌詞の載せるのはうまい。阪神タイガースの話も出てくるなど、地元のよいしょが見え見えだが、おそらく総理自身のアイディアだろう。

お天気もマスゴミもうっとうしいが、この講演録を読むと元気になること請け合いである。
それにしても、余命3カ月とは思えない余裕だな(笑)

(以上)
 

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