サウジ国王、息子皇太子に昇格

 21日サウジアラビアのサルマン国王は、甥のムハンマド・ビン・ナーイフ皇太子(57歳)を解任し、息子のムハンマド・ビン・サルマン副皇太子兼国防相(31歳)を新たな皇太子に指名した。
 国営サウジ通信(SPA)を通じて出された国王令によると、サルマン新皇太子は副首相にも任命され、引き続き国防省も兼務する。
 経験豊富な法執行者であるムハンマド・ビン・ナーイフ氏は、国際テロ組織アルカイダとの闘いで、欧米から高い評価を受けているが、今回の国王令で内相も解任された。
 サルマン新皇太子の誕生により、サルマン国王の即位から2年余り続いていた次期国王を巡る騒動に終止符が打たれることになった。
 保守的なサウジアラビアでは、これまで高齢の指導者が多かったが、人口の半数以上が25歳未満の同国で誕生した若き皇太子は、若年層の新たな希望の象徴となった。
 サルマン副皇太子は、国家の経済問題を取り仕切る「経済開発評議会」の議長として、サウジ経済の石油依存からの脱却を目指す改革プラン「ビジョン20230」を陣頭指揮、国防政策では、隣国イエメンの内戦への愚に介入を主導し、敵対するイランとの対決姿勢を鮮明にしている。
 対外強硬路線は続きそうである。

注:「サウジ国王、息子を新皇太子に指名」http://www.afpbb.com/articles/-/3132870
  「国王の息子、皇太子昇格=対イラン強硬派、権力集中ーサウジ」http://www.afpbb.com/articles/-/3132871
  「サウジアラビア、石油相交代」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/65482469.html
  「サウジ、経済政策『ビジョン2030』と発表」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/65468306.html
  「サウジ中東積極関与」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/65322095.html