中国、CIA情報源殺害

 21日米紙ニューズウィークは、中国政府が、2010~2012年の間に、中国で活動する米中央情報局(CIA)の秘密の情報提供者12人以上を組織的に殺害または拘束したと報じた。
 同紙は、現職あるいは元米当局者10人が匿名を条件に語った内容を引用し、この情報活動の失敗は過去数十年で最悪級のものだと指摘した。
 記事によると、情報が漏れた原因はCIA内部のスパイに裏切られたのか、CIAが外国工作員との連絡に利用する内部システムが中国にハッキングされたのか現在も判明していないという。
 同紙は、2010年終わりから2012年末にかけて、少なくとも12人の情報源が殺害されたという。内1人は、同僚らの前で銃殺されたが、これはスパイ活動をしている疑いがある者たちへの警告だったのは明らかだと報じた。米当局の元上級職員2人によれば、拘束された人も含めると、その数は18~20人に上るという。
 オバマ政権の安全安全保障会議(NSC)は、2009年10月中国の情報収集警戒優先度を2に下げた。オバマ大統領が、対中協力宥和を優先して情報収集警戒優先度を下げたことで、CIAに気の緩みが出たのであろうか。中国にそこを突かれた。
 しかも未だに漏洩原因を特定し、対策が講じられたわけではなく、9年も放置され、情報が入手できないままで呆然と安心しているは問題である。ということはCIAの中国情報は信用できないと言うことである。

注:「中国、2010~12年にCIAの情報源12人以上殺害米紙報道」http://www.afpbb.com/articles/-/3128970
  「CIAの秘密戦争」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/65514905,html
  「米政府、中国から要員を召喚」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/65217493.html
  「NSC中国に対する警戒レベルを下げる」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/61167470.html