ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは黒海で対空戦闘訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年5月20日8時45分配信
【黒海艦隊の警備艦「スメトリーヴイ」は空中標的へのミサイル射撃を実行した】

黒海艦隊警備艦「スメトリーヴイ」は、戦闘訓練射爆場において、敵の空中攻撃手段からの攻撃を撃退する計画単独演習を実施した。

艦は、空中目標を模した標的へ2基の高射ミサイル複合体「ヴォルナ」の発射と砲射撃を実行した。
標的の設置は、黒海艦隊海軍航空隊水陸両用航空機Be-12の乗員により支援された。



黒海艦隊警備艦「スメトリーヴイ」(1969年10月21日就役)は、2016年3月6日にセヴァストーポリを出航して地中海へ向かい、6月10日に帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海へ向かった]

その後、2016年10月28日に再びセヴァストーポリを出航し、10月29日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。


10月31日から11月1日までギリシャを訪問し、ロシア皇帝家出身のギリシャ王妃オルガ(オリガ)の生誕165周年記念行事へ参加しました。

オリガ・コンスタンチノヴナ・ロマノヴァ(1851年9月3日~1926年6月18日)は、ロシア皇帝アレクサンドル2世の弟コンスタンチン大公の娘であり、1867年にギリシャ国王ゲオルギオス1世と結婚してギリシャ王妃となりました。
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「スメトリーヴイ」ギリシャを去った後も地中海東部(シリア沖)に滞在し、ここで2017年の新年を迎えました。

2017年2月下旬には地中海東部に居るアメリカ海軍原子力空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」を追尾しました。
ブログ『BMPD』より
【「スメトリーヴイ」は「ブッシュ」を追う】

「スメトリーヴイ」は3月5日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、3月6日にセヴァストーポリへ帰投しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは4ヶ月間の地中海航海を終えてセヴァストーポリへ帰投した]


それから1ヶ月半程経った5月20日、黒海へ出航して対空戦闘訓練を行ない、高射ミサイル「ヴォルナ」AK-726 76mm連装砲を発射しました。

高射ミサイル「ヴォルナ」
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AK-726 76mm連装砲
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黒海艦隊では、警備艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」「アドミラル・エッセン」などの新造艦の配備が進められていますが、既に就役から47年が経ったオールドタイマーの「スメトリーヴイ」は、まだ暫くの間は現役に留まるようです。